高野貴裕が都議選で初当選！話題の元TBSアナが政治家になった理由とは？
テレビでよく見かけたあの人が、選挙ポスターに。
「えっ、高野貴裕さんが？」と思った人も多いはずです。
元TBSアナウンサーだった高野貴裕さんが、都議選に挑戦。しかも見事に当選を果たしました。
なぜテレビの世界から、政治の舞台に飛び込んだのでしょうか？
まずは、注目された当選の背景から見ていきましょう。
高野貴裕の当選状況と世田谷区での支持の広がり
2025年の都議選で、高野貴裕さんは世田谷区から出馬。
所属は「都民ファーストの会」です。
新人で初挑戦ということもあり、正直どうなるかと思いましたが、結果はなんと当選。
地元事務所で開票結果を聞いた高野貴裕さんは、「ありがとうございます！」と満面の笑顔だったそうです。
実は、筆者、東京出張の際に駅前でたまたま演説してる場面を見かけたんですよ。
その時の第一印象は、「さすが、話し慣れてるなぁ」という感じ。
言葉がスッと入ってくるんですよね。ニュース番組で鍛えた“話術”、本物です。
SNSの反応を見ても、「親近感がある」「声が聞きやすい」「子育ての話に共感した」など好意的な声が多め。
とくに、子どもや福祉に関心がある家庭からの支持が強かったようです。
得票数もかなり安定していて、世田谷区内でも上位に食い込む形で当選。
知名度だけじゃなく、「共感される話」ができるって強みですよね。
高野貴裕のwiki経歴まとめ！アナウンサー時代から都議選までの軌跡
テレビから政治へ。
そんな転身を果たした高野貴裕さんの人生を、ざっくり振り返ってみましょう。
学生時代からTBS時代、そして現在に至るまでの経歴には、意外と“地に足のついた努力”が詰まっていました。
出身高校・大学などの学歴まとめ
高野貴裕さんは福島県いわき市の出身。
高校は地元の進学校「磐城高校」、大学はなんと青山学院大学文学部仏文科。
フランス文学を専攻していたという点からも、知的な雰囲気が感じられますよね。
ちなみに筆者は、情報系の学科を出ている身として「フランス文学？食えんのそれ？」と思ってしまったタイプです。
けど、人生って何が武器になるかわからないんですよね。
言葉の感性や文化理解は、後のアナウンサーや政治家としての資質にしっかりつながってる気がします。
青学からTBSに入社したのは2003年。
同期には小林麻耶さん、高畑百合子さんなど、華やかなメンバーが揃ってました。
次は、そんなTBS時代の代表番組や退社の背景について見ていきます。
TBS時代の代表番組と異動・退社の背景
高野貴裕さんといえば、『王様のブランチ』や『NEWS23』での姿が印象的だった方も多いのでは？
報道からバラエティまで幅広く担当し、「高野ボンバー」なんてあだ名までついていた時期も。
筆者も『はやドキ！』時代の高野貴裕さんを、朝コーヒーを飲みながらよく見てました。
あの柔らかい声と、朝のしんどい時間帯にちょうどいいテンション。
「この人、絶対いい人なんだろうな」って思わせる力がありました。
TBSでは後半、CSR推進室長など裏方にもまわっていたようです。
そして2025年1月、ついに退社。
その直後の都議選出馬発表は、ファンだけでなく業界関係者も驚いたはず。
そんな高野貴裕さんの人生に、大きな影響を与えた存在がいます。
そう、妻・星野真里さんと娘さんのことです。
妻・星野真里との夫婦関係と子どもへの想い
高野貴裕さんが政治家を目指したきっかけは、じつはとても“個人的”なものでした。
それは、家族の存在。とくに娘さんのことが大きく関わっています。
星野真里との結婚エピソード
高野貴裕さんと星野真里さんが結婚したのは2011年。
当時、報道と芸能のカップルとして話題になりましたよね。
選挙のときは、星野真里さん自身が街頭に立つことはなかったものの、
選挙用の標旗（のぼり）に名前をプリントしたり、義母と一緒に縫い付け作業をしたりと、
家庭でのサポートはばっちりだったようです。
筆者は家庭持ちのSEなので「家族の理解と協力ってホントにありがたい…」としみじみ思っちゃいます。
どれだけ立派な目標があっても、足元を支えてくれる人がいないと難しいんですよね。
次は、そんな家族を支え、支えられるエピソードの核心です。
娘の難病と、家族が選挙活動を支えた舞台裏
高野貴裕さんの娘さんは「先天性ミオパチー」という難病を抱えています。
電動車いすでの生活が必要な状況。
その現実と向き合うなかで、「今ある制度に助けられた。でも足りない部分もある」と実感したそうです。
都議選の第一声では、「支える人たちの支援が必要」と語っていたのが印象的でした。
単なる理想論じゃなく、実体験から出てきた言葉って、やっぱり説得力が違いますね。
この章を読んでくださった方には、きっとこう思ってもらえると思います。
「政治家って遠い存在じゃない。生活の延長線上にいるんだな」と。
さぁ、ではその延長線上にある“政策”を、詳しく見てみましょう。
高野貴裕が掲げた福祉政策とは？障がい児家庭の実体験から見える想い
福祉って言葉だけだと、どこか漠然と聞こえることもありますよね。
でも、高野貴裕さんの政策には“暮らし目線”がしっかりありました。
都議選で訴えた重点政策「共生社会」
高野貴裕さんが都議選で掲げた主な政策は3つです。
- 福祉を支える人への支援
- 暮らしやすい街づくり
- ともに生きるための教育
特に強調されていたのが「共生社会の実現」。
これは、娘さんの存在がまさに原動力になっていることが伝わってきました。
たとえば、車いすでの通学ルートの整備や、障がい児を支える親たちの孤立の防止など、
具体的な課題にも目が向いている印象です。
筆者もITの仕事なので「誰でも使いやすいシステム設計」を意識してきましたが、
福祉政策って、ある意味で“社会のUI/UX”なんですよね。
誰もがスムーズに使える、そこに優しさがある。それって政治に必要な視点だと思います。
さて、そんな“優しい目線”の政治家が、これからどんな未来を描いていくのか。
最後に、今後の動きに注目してみましょう。
今後の活動と注目ポイント！高野貴裕が目指す政治家像とは？
一議員として当選したとはいえ、ここからが本当のスタート。
高野貴裕さんが目指すのは、どんな政治家像なのでしょうか。
今後の都政での活動予定と注目政策
まず注目したいのが、教育と福祉をベースにした政策の実行力。
アナウンサー時代と違って、ここからは“伝える”だけでなく“動かす”力が求められます。
筆者が個人的に期待しているのは、教育現場への情報発信。
情報のプロだった高野貴裕さんなら、正確で噛み砕いた情報を発信しつつ、
行政と住民の橋渡し役になれるんじゃないかと思うんです。
そしてもうひとつ、注目したいのが「聞く力」。
都議として、区民の声をどう受け止め、どうアクションに変えるのか。
これこそ、“ニュース現場で身につけた耳の力”が試されるところです。
未来の政治家像、しばらくは高野貴裕さんの一挙手一投足から目が離せませんね。